リノベーション

我が家のホームインスペクション(住宅診断)の結果を公開。点検口がない!雨漏り跡が見つかる!?

こんにちは。りかです。

築21年の住宅を購入する前にホームインスペクション(住宅診断)を受けました。

事前に、診断にかかる時間はおよそ2時間と聞いていました。実際のところは、3時間かかりました。

3時間って長いですよね。それだけ、住宅をくまなく見てくれます。

なかなか私たち夫婦の予定と、インスペクターさんの都合が合わず、お世話になっているリノベ不動産が「私が立ち合いましょうか?」とおっしゃってくれました。

でも、私たちは元々の予定をキャンセルして、立ち会うことにしました。少々無理してでも、立ち合って良かったです。

ホームインスペクションは絶対に立ち会うべき!

診断後は報告書を自宅に送ってもらうのですが、インスペクターさんと問題箇所を一緒に確認した方いいです。その住宅が抱えている問題は何か、補修工事で改善できることなのか、直接話を聞くと安心感が違いますから!

↑天井裏の説明を聞いている夫の図です。

さて、私の家のインスペクションの結果を公開しますよ!

【問題点1】床下点検口がなかった!

 

なんと、その物件には床下点検口がありませんでした。

え!?これは、驚きました。築10年の私の実家も、築39年の祖母の家も、夫の実家も床下点検口があります。

床下点検口が無い家なんてあるの?

インスペクターさんに聞いてみましたが、珍しいことのようですが、時々あるそうですよ。

床下から得る情報は大きい

床下の点検口から得る情報は大きいです。基礎を内側から見て、床組を見ることはとても重要なことだそうです。木が腐食したり、カビているところはないか、シロアリ被害はないか。これを、床下点検口から見れるわけです。

残念ながら、インスペクターさんは物件を壊して見るということはできません。ですから、点検口がなければ、そこは見ないということになります。

実際に見ないわからないけれども、悪くはなさそうな雰囲気……

床下が全く見れないからといって、床下の状態が全くわからないということもありません。実際に見てみないとわからないことですが、少しは床下の環境を予想できるようです。

例えば、床をくまなく歩き、軋んでいるところがないか確認する。畳が湿っているようなところがないか触って確認する、基礎まわりに蟻道がないかチェックするといった具合に。

あくまで、床上や周りから推測しているだけですから、床を開けたら問題が出てくることは覚悟しなくてはなりません。床下は悪くは無さそうな雰囲気だけれども、わからないという評価でした。

私たちは、リノベーションの際に床下を開けるわけですから、その際に問題が出てくることを予測して補修費用をプールしておくという選択をしました。床下にお金がかからなかったら、内装にかけるお金を増やすと言った具合に考えています。そうそう、リノベの際に床下点検口をつくらなくては!

床下点検口が無い家なら買わないという選択も

床下の情報は、家の状態を知るためには重要なものです。点検口がないということは、今までに床下の点検をしてこなかったという証拠でもあります。ここに不安を感じるなら、買わないという手もあると思います。ダメ元で、売主さんに床下点検口の設置をお願いしてみてもいいかもしれません。設置してから点検→買うという流れだと安心ですからね。あまり応じてくれる売主さんはいなそうな気もしますが。

私たちは、点検口の無い家ですが立地、価格、大きさを考えてこの物件に魅力を感じていました。ですから、ここは飲んで購入する流れとなりました。

【問題点2】断熱材が入っていないところがある!

1階天井裏の写真です。

木に水染み跡ががあります。結露のようです。上部には、断熱材が入っていないのがわかりますか?

ここの断熱材が途切れているので、暖かい空気と冷たい空気がぶつかり結露になるということのようです。ここは、断熱材を重鎮しなくてはなりません。

【問題点3】雨漏り!?

ベランダの隅に、防水テープが貼ってありました。売主さんがご自身で貼ったであろうものです。

その下あたりの天井裏はこのようになっていました。

少し見えにくいでしょうか。奥の方ですが、木に水染み跡があるんです。これは、おそらく雨漏り!ただし、これが現在も続いている雨漏りかというと、そうでは無さそうです。住宅診断をしたこの日は、大雨の次の日でしたが、木が濡れている様子もなく、天井クロス等に水が滴った跡は見られませんでした。

もしかすると、簡易的なものですがベランダの防水テープが雨水を止めていた……かも?

私は、この物件を内覧した時、ベランダの防水テープなんか気づきませんでした。これは、ホームインスペクションを入れなくてはわからなかったことだと思います。売主さんからも、そういった情報は入ってきませんでしたから。

ここはシーリングをやり直す必要があります。

またベランダにはその他にも。下地材の浮きであったり、仕上げ材の破損など問題がありました。

こちらは、もともとベランダの防水シートは張り替えするつもりでしたので、私たちにとっては大きな問題ではありませんでした。

インスペクターさんは、細かいところまでしっかり見てくれるんですよ。サッシの裏は鏡で確認します。サッシ裏にシーリングの破断箇所がみつかりました。

後日、報告書が送られてきました

A4サイズで、厚みがあります。22ページありました。

外周り、室内、床下(我が家の場合は見れませんでした。)、小屋裏・天井裏、設備の状態を細かく細分化して評価されています。

総評はこのように書かれていました。

建物全体は傾斜も見られず、構造の問題は特にありません。

ただし、バルコニーや外壁指摘箇所は木部への水の侵入等構造へ悪影響が考えられますので、早急に補修工事等検討してください。

また、断熱材範囲が不十分な箇所があり、それに伴い結露による木部水染み跡がみられます。

これらも、木部の腐り等考えられますので、早めの補修を検討ください。

建築以来、屋根の修繕も行われていないようです。外壁修繕時同時の工事等折をみて修繕検討ください。

床下点検口がありません。メンテナンス上必要と思われます。上記工事に合わせ設置ください。

一番大事だと思われる、構造は大丈夫でした。

この後、この結果を元にリノベーションの担当者と話ました。私たちは、これなら予算内で問題点を直し希望通りのリノベーションができると判断しました。

インスペクターさんからは、ドアに戸当たりが無いことや、既存ガラス扉は子供にとって危ないこと、今後の手入れについて等細かいところも教えていただきました。

自分の家をよく知り、メンテナンスしていくというのはとても大事なことです。

家は、手入れをしないと劣化をするばかりです。10年後、20年後の家の状態はメンテナンスで雲泥の差になるそうですよ。

値下げ交渉成功!

私たちは、この結果を元に売主さんに値下げ交渉をしました。特に雨漏りについては、防水テープを貼っていたことから売主さんが知っていたことですよね。インスペクション前に値下げ交渉をした時は、希望の額に応じてくれなかった売主さんでしたが、この結果を元に交渉したところ120万円の値下げに応じてくれました。54,000円の住宅診断で120万円の値下げができた!

ホームインスペクションのすすめ

やはり、素人の目では家の状態はわかりません。インスペクションの結果、購入を断念する結果になることだってあると思います。

購入する結果になったとしても、プロに見てもらうことで、その家の状態を正しく理解し今後のメンテナンスを意識するというのは大事ですよね。これから、長く付き合う家になるんですから。

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