お家づくり リノベーション

防蟻処理はいらないんじゃないかと言われた話。シロアリ対策について考える。

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こんにちは。りかです。

先日、私が買った築21年の中古物件には床下点検口が無かったことを書きました。

21年の間、一度も床下の点検をしたことがない家ということです。ということは、防蟻処理(シロアリを防ぐ処理)さえ一度もしていない家ということですもんね。

私、そんな家を買ったチャレンジャーなんです!

といっても、ホームインスペクション(住宅診断)の結果と、周辺環境の良さを考えると、それでも十分に魅力的な家だったんですけどね。

さて、気になる床下がどうだったかというと……。

床下の様子、伝わりますでしょうか。からりと乾いて、木材の痛みも全く無し!大工さんにも、築21年にしてはとてもいい状態だと太鼓判を押して頂きました。

私は、素人ながら築21年くらいだったら地面はコンクリートで覆われているんじゃないか? なんて思っていましたが、地面は露出していました。まあ、状態が悪くないのでこのままでもいいんですけどね。

防蟻処理について

さて、こっからが今日、書きたいこと。防蟻処理について考えたことなんです。

この状態の家を見た、防蟻処理の業者さんが「防蟻処理はいらないんじゃないか?」とおっしゃったらしいのです。

確かに、この家は21年間床の下を放置されていた家です。床下は乾燥しているようですし、蟻が来た形跡もないようですから、これからだってシロアリは来ないかもしれません。防蟻処理をしなくてもいいのかな?

私たちは、17万円を防蟻処理代として予算に組んでいました。そこが浮くと、違うとことにお金をかけられますから、嬉しいといえば嬉しいのですが……。

でも、防蟻処理をしないってあんまり聞いたことない話だぞ。

シロアリについて

日本に生息するシロアリは主に3種類です。

ヤマトシロアリ

全国にいるのがヤマトシロアリです。被害件数が最も多いのだそうです。ヤマトシロアリは、濡れた材木を好むので、床下の湿度が高いと被害のリスクが高まります。

イエシロアリ

寒さに弱いシロアリです。関東以南の温暖な地域に生息します。宮城県に住む私は、このアリのことは考える必要が無さそうです。

塊状の巣をつくり、広範囲に渡って被害をもたらします。自ら水を運べるので、乾燥した床下でも被害が生じるのだとか!怖い。

アメリカカンザイシロアリ

近年被害が増えてきたシロアリです。これは、宮城県仙台市(私が住んでいるとこ!)から、沖縄までの間に点在しているそうです。これは、上の二つのは全く異なり、屋根周りから侵入して小屋裏の木材を食べるのだそうです。蟻道を作らない為に、発見が難しいというのが怖いところです。気づいた時には、大きな被害になっていることがあるのだそう。

なるほど!私が住んでいる宮城なら、床下が乾燥していれば床下被害のリスクはかなり低くなります。

わかりました。私の住んでいる地域ではイエシロアリの被害のリスクは考えなくても良いのですね。ヤマトシロアリなら、家の床下が乾燥していれば被害のリスクはグッと低くなります。防蟻処理の会社の方はそういう判断をしたのかもしれません。

関東以南に住んでいる方なら、防蟻処理は必須ということになるのかな。

にしても、防蟻処理で安心を買うなら17万円は安いような気もするなぁ。

大変!北側の和室を開けてみたら、湿気が篭っていた!

防蟻処理について頭を悩ませていたころ、北側の和室を開けてみたら湿気が篭っていたことがわかりました。当初は、畳だけを変える予定だった部屋ですが、急遽、板も全て取り交換することになりました。

わかりますか? 木が黒くカビています。腐敗したり強度が弱くなっているということは無いので、消毒をし、利用することになりました。

写真の奥と右側にある床下換気口は、私が購入した時には閉められたままになっていました。また、畳の下の板は換気ができないように密閉されていたそうです。そこを改善すれば、床下の環境も良くなるだろうというお話をいただきました。

以前は壁で閉ざされ独立していた和室ですが、私たちはこの壁を取り払いリビングと繋げる予定ですので、お部屋の換気も前よりはしっかりできそうです。

にしても。うううん。この家の、床下の状況は100点満点とはいかないようです。

お世話になったインスペクターさんに相談してみました。

やはり、防蟻処理は必要ではないか……?

私は、多方面の意見を聞きたいと思い、以前この家の住宅診断をしてくださった方に相談をさせてもらいました。

そして、こんな返信をもらいましたよ。

防蟻処理の件、僕は行った方が良いと思いますよ。

シロアリの場合、周囲の家等から来ることも多く、近くの家に発生した場合、注意が必要になります。と言うことは周囲の変化に依ってもそのリスクがあると言うことです。

(住宅の変化に限らず、近辺の土地・木・水の影響含め)

 

家の一部に湿気(北側和室)が見られたと言うことは現状でも、その危険性が少なくともあると考えられます。

また、将来シロアリが発生した場合、現時点での工事費より増となるのは確かです。

であれば、この段階で行っておく方が安心して住めるのではないでしょうか。

 

防蟻処理をしても、将来的にも絶対と言うことはありませんが、

少なくともリスクは下げておいた方が良いと思います。

多方面からの意見を聞くのは、大事ですね。私は、防蟻処理をしなくて大丈夫だろうか……。というモヤモヤが晴れました。やっぱり、安心を買っておいたほうがいい!

住まいの相談をできる方が近くにいたことを、ありがたく思いました。

シロアリの被害を避ける為に、大事なこと

防蟻処理をしても、将来的に絶対シロアリ被害を防げるということでは無いそうです。

では、私たちは何をすればいいのでしょうか。

これから家を建てる方なら

薬剤を加圧注入した材を利用することで食害を受けにくくなります。薬剤を使いたくない方なら、シロアリ被害が少ない樹種を選ぶといいそうですよ。

詳しくは、家を建てる担当の方、専門の方に聞いてみるといいですね。

シロアリを不用意に呼び寄せない

建物周辺に木材やだんボール等の紙類を置かない。

床下換気口の前に荷物を置かない。

一番大事なのは定期点検

1年に1度、床下や基礎周りを念入り点検するといいそうです。早期に発見すれば、被害は最小限にで済みますよね。

もし、蟻道を発見したら、すぐに駆除業者を読んで駆除してもらいましょう。

蟻道の写真:この写真はフリー素材のものから選びましたが、ネットにはたくさん蟻道の写真が出回っていますのでチェックしてみるといいですよ。

とは言え、いい加減な工事をして高額な請求する業者も多いそうです。無料点検等といって飛び込み営業にくる営業マンは怖いですよね。

まずは、駆除をお願いする前に「社団法人日本しろあり対策協会」に加入しているかどうかというところで最初にふるいをかけましょう。ただし、それが全てではありませんので、数社から見積もりをとってみたり、事前にシロアリ駆除の施工方法や料金について、知識武装をして業者選んだ方がいいと思います。

参考:国土交通省 資料

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